0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺はガルバの師匠のじいちゃんの家を目指した。
驚いた。建物は取り壊されていて、改築中の文字。
あらら、何でも屋さん。
お隣は武官の方ですか?
『ばあちゃん、家が?』
『皇帝陛下直属のバーテンダーに就職したので、家も改築中なのよ。久しぶりの現場復帰だ、って今朝もホテルのロビーで気合いが入っていましたよ。そうそう、貴方が来たらこれを渡すように頼まれてました。』
魔法のカバンから銀の二丁拳銃。刻印にクレナイ・ミスズと。( -_・)?、姉さんと同じ名前だが、暦年が一万二千年前だ。
気のせいか。
ホルスターは私がパートの給料を貯めて買ったのよ、と。
俺様が受けとると、刻印がクレナイ・ヒバリに変化した。暦年はこちらがわのものに。
俺様は装備した。
ばあちゃんが拍手した。私らの孫が生きていたら、渡す。それが主人の口ぐせでしてよ。ありがとう。何でも屋さん。
俺様は軽く空に向けて二丁拳銃の祝砲を撃った。
~どこかのバーテン~
ん、あれは、ふ、帰ったのか、何でも屋。
『いらっしゃい、何を作りましょうか?』
続く
最初のコメントを投稿しよう!