私は吸血鬼?

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次に目が覚めたのはベットの上。 なんだ、夢か。まだもう一眠り。 ん?まてよ。私のベットはこんなにふかふかじゃないし、天井もこんなに高く無ければ、部屋もこんなに広くない。 じゃあ、ここはどこだろう。 そう思っていると部屋の戸が開く。 と思うが早いか入ろうとしたメイド服の人は部屋の外に向かって大声で叫ぶ。 「レグルス様、ミランダ様がお目覚めになられましたよ、レグルス様」 なんて叫んでいる。 するとすぐにあの不法侵入者がやってきた。 「やっと目が覚めたか。」 そう言いながら私のいるベットに腰を下ろす。 「何から話そうか。」 なんて言うから、 「ここはどこなのよ。貴方は一体何者なの?」 と問いかけてみる。 「ここは闇界、お前の母親の生まれ故郷だ。 そして私はレグルス、闇界の王子で、次期国王だ。 近々国王の代替わりがある。今から数えて二度目の満月の日だ。 因みにこの世界では満月が重要視されているから。 で、次の満月の日、俺とお前の婚儀を執り行う。 他に聞きたいことは?」 と問いかけてくる。
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