これは……、まさか……っ!

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「シャワー浴びる? その間に昼食作るよ」 「私はかっこいい蛍夜君が食べたのだ! 痛いっ!」 獲物を狩る獣の瞳で迫る実梨にチョップをかます。 「いい加減にしてください」 「てへっ」 精神年齢低めの叔母のために昼食の準備に取り掛かる。 「あ、ねえねえ蛍夜君ちょっといい?」 ……取り掛かろうとした。 「実は話すことがあるんだけど、あ、楓には帰ったら話すつもりなんだけどね」 「何ですか?」 「ちょっと待っててねーん」 言い残すと実梨さんは外に行ってしまう。 「……」 五分が経ち。暑い……。 「…………」 十分が経ったころ。……あちぃ……。 「……何やってんだ」 微かに実梨さんの声が聞こえるが、誰かと話しているようだ。 「実梨さーん?」 仕方なく俺も外に出て実梨さんの所へ。 「あ、蛍夜君ごめんねー!この子なかなかの人見知りで中々動かなくて!ほら、自己紹介してして」 「は、はぁ?」 「ぁぅ……」 実梨さんの背後から金色の女の子が出てきた。 背丈は実梨さんと変わらない、しゃがんでいた為気付かなかった。 「って、ええ?」
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