仲間

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僕は、部員全員を集めて、ミーティングを行った。 このミーティングで、僕は自分の思いを正直に全て話した。 特に、涼太とマネージャーの玲奈を一緒に甲子園に連れて行きたいという思いを伝えた。 すると、少しずつ部員が口を開き始めた。 部員の皆は僕と同じく、涼太とマネージャーの玲奈を一緒に甲子園に連れて行きたいという気持ちを持っていることを話し始めた。 だが、練習が厳しすぎて、とてもついていけないという発言があった。 僕が、どうしたらいいのかと尋ねると、 「休憩時間を考慮した練習メニューにしてほしい!」 とか、 「部員それぞれ能力に差があるから、これを考慮した個人ごとの練習メニューが必要ではないか?」 といった意見があった。 僕は、部員の皆から出た意見を考慮することを約束し、これからは定期的にミーティングを行っていきたいという希望を話した。 部員の皆も納得してくれたように感じた。 この時、涼太が、 「自分は大会に出ることができなくなってしまったけれど、皆と一緒に甲子園に行くために頑張りたい!」 と発言してくれた。 マネージャーの玲奈も、 「私も一生懸命サポートするよ!」 と話してくれた。 僕は、これからは、もっと部員と率直に話をする時間を作っていくことが大切だと感じた。
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