雨のあとがき

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【哀しみのさき、雨のあと】 を最後まで閲覧くださいまして、誠にありがとうございました。  そして、本作にも本当に沢山の応援とスターをいただけたこと、熱く御礼申し上げます。  いつも、皆さまからの感想コメントを楽しみにしているのですが、これほど「泣けたー!」と言っていただけた作品はありません(当社比)  皆さまの心の片隅に、ほんの少しでもこの作品の余韻が残れば、とてもうれしいです。  この作品は今まで私が書いてきた他の作品とは違うことに挑戦しました。  一つは、三人称の作品にしたこと。  今までの作品は全て一人称(主人公視点の一人がたり)だったのですが、初めて長編で三人称にしました。 「キスミー、グッバイ」のSSで三人称の練習はしたのですが、こんなに長く書くと途中で一人称に近づいてしまい、ちょっと苦戦しました(笑)  もう一つは公募目的で作品を書いたこと。  この作品は「エブリスタ小説大賞2016-17 大洋図書BL文庫賞」に参加するために生み出した作品でした。今まで、自分の好きなように書き連ねていたものを、文字数10万字前後、そしてハッピーエンドが条件という公募要項を満たすのに注力しました。  あれでハピエン? と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、きっと彰吾は離れることなく、各務の想いも引き継いで悠希を愛していくことでしょう。そして、悠希も彰吾の想いを受け入れて二人で歩んでいくはずです。  次の作品は八月中には皆さまにお届けしようと準備中です。  うれしいことに、この作品の各務視点の番外編が読みたい、とのコメントも頂きましたので、いつの日か実現できるように頑張ってみます!  これから梅雨も明けて暑い夏がやってきますが、皆さま、お体には十分気をつけて夏を楽しんでくださいね!  悠希と各務と彰吾を愛していただき、本当にありがとうございました。  2016年7月  ひいろ あき
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