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ｱｷ「逃げてないで……ちゃんと殺りやがれ！
雷炎王の覇道
」
右手を雷、左手を炎を纏わせ球体に複合させる。
空へと跳びﾋﾊﾞﾘに向け放つ。
ﾋﾊﾞﾘ「やはり君はまだ弱いね……」
ナイフを投げ球体に当たると霧のように消えた。
ﾋﾊﾞﾘ「スペルブレイク（魔法破壊）」
ｱｷが一瞬の隙を見せたので一気に懐に瞬間移動し、腹に最大の魔力を撃ち放った。
ﾋﾊﾞﾘ「膵炎（ｽｲｴﾝ）」
ｱｷが地面に叩きつけられ大きなクレーターができ、動かなくなったのを見たﾋﾊﾞﾘは後ろに振り替えり戻ろうとしたとき、ｱｷが立ち上がった。
ﾋﾊﾞﾘ「へぇまだそんな力あるんだ」
ｱｷ「こん、なんで、くたばっていりゃ……あの、ギルドにいねぇんだよ」
ﾋﾊﾞﾘ「訂正しよう……君が死ぬ手前までいたぶってあげるよ」
ﾋﾊﾞﾘは笑っていた。魔力が上がりだし大地は揺れ、空は黒く染め上がった。
ｱｷ「お前の魔力底無しか……」
ﾋﾊﾞﾘ「今までの奴らは君ほど強くなくて詰まらなかったけど、初めて最大の力で殺るんだから簡単には倒れないでね」
ﾋﾊﾞﾘの瞬間移動が先程よりも速くなり音速となった。ｱｷは傷を負うが致命傷となるところを避けながら防いでいる。
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