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王都 インダリス
犯罪収容監獄にて
1人の男が両手に手錠されているなか腕立てをしていた。汗ひとつ流れてなく黙々としていた。
その中で呼ばれた。
「囚人番号1571……ヒバリ・ハルベルト
貴様に面会だ」
ヒバリ「……」
腕立てを途中で遮られたため苛ついていた。
がやることもなく面会室に赴いた。
扉を開けると老人が座っていた。
暫く沈黙が続いたがヒバリが
ヒバリ「……で?何かよう? 」
「高圧的な態度じゃな……気に入った!
用とはなお主、儂のギルドに入らんかのぅ」
ヒバリ「ふん……俺は群れるのは嫌いだ。それに俺はギルドを追放された身だいまさら」
「おっと儂の名を忘れておったワイ……」
ヒバリ「話を聞けよじじぃ!」
「儂はウルバ・ディアス……この名は聞いたことあるじゃろ?」
ヒバリ「知ってるよそれくらい……100年戦争を終結した4賢者の一人だろ」
ウルバ「遠回りしてしまったワイ……さっきの話は承けてくれるか?」
ヒバリ「答えはノーだ」
ウルバ「そうかいなら力付くじゃな」
ヒバリ「おいじじぃ、調子に乗らないでよ」
ウルバ「大丈夫じゃこう見えて権力あるから」
ヒバリ「いやだから……」
ウルバ「所長さん……ええ……そうや……頼んだ……ってことで広場に移動しよう」
ヒバリ「だから人の話を……」
面会室からふたりの姿はなく、誰もいなくなった。
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