深海棲艦とその後

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「ふーん・・・。それならいいけどさっ。私も今日はここで球磨姉さんたちとお茶するしねぇ~。」 「・・・ごちそうさま。洗濯やってしまうから食器洗いは任せたぞ。」 「はーい、お任せだよ~。」 洗濯機は夜中に動かしてある。あとは干すだけだ。 外は過ごしやすい暖かさだ。 洗濯物もすぐに乾くだろう。終わったら掃除をして出かける準備をしよう。 今日は久しぶりに戦友と会うのだから身の回りをきちんと整理していかねばなるまい。 高速戦艦、航空戦艦・・・。ひときわ大きな艤装を背負い、その圧倒的な火力で戦い抜いた皆は元気にしてるだろうか・・・? 待ち合わせの場所は金剛からメールが来たが・・・ 麻雀喫茶・飢狼/bar 榛霧(ヴァルキリー) なんなんだこの店は・・・ 「お邪魔するクマー!」「ニャー!」 「球磨ねぇ、多摩ねぇ。いらっしゃーい。大井っちは?」 「木曾と一緒にそろそろ来るはずだクマー。」 「それじゃ俺も出てくるよ。散らかしすぎないようにな。」 「球磨は駆逐艦みたいなお子様じゃないクマ。そこらへんはまきまえてるクマ。」 球磨も多摩も駆逐艦みたいにはしゃいでいた気がするが・・・。
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