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翌朝
「イタタタ…体中が痛い…」
廊下の上で寝ていたからか首やら腰やらあちこちが痛む。
でも昨日あれだけ動いたのにもかかわらず、筋肉痛が無いのは昨夜風属性とか体力など解放されたからだと思われる。
「おっはよー桜子っ!いい朝だなっ!属性解放おめでとう!魔法に関しては自分で調べて使ってみなっ!」
「あっおはよう。ブレス。でも大丈夫かな?力加減間違えて家、吹き飛んだり…とかしない?」
たまにあるじゃん、主人公が何気なく放った初めての魔法が高威力…とか。
この家吹き飛んだら私の楽しい人生は手に入らなくなるもんね。
「そこは安心しなっ神様補正でイメージすればそのイメージ通りの威力の魔法がつかえるからよっ!」
創世神様ありがとうございます。
「よぉしっ!そんじゃ今日も1日頑張りますかっ!今日の目標は水回りと11部屋全ての掃除っ!
まずは風魔法で小さい竜巻をイメージして…蜘蛛の巣や埃とゴミを外へ出すっ」
なんということでしょう…たった五分で家中のゴミがなくなりました。
魔法すごいっ!
「お次は畳を外にだしてそのまま中に浮かせて天日干しっ!その間に柱や天井を拭いていく…と」
各部屋のそうじは午前中で終わってしまった。
「お疲れ様桜子!上手いこと使えてるみたいだな!」
「うん、ブレス。魔法って便利だねぇ!昨日よりはあまり疲れないし体が少し軽く感じるの!」
「あぁ、そういや朝よりちと痩せたみたいだな!」
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