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子ニャンコを保護したはいい。
だが我が家は今までは犬しか世話をした事がない。
そんな時、心強い相談相手になったのがお隣さん。
子ニャンコを見ると、どうやら猫風邪なるものに罹っているらしく、病院で診てもらった方がいいとの事。
それを聞いて家に戻ると、丁度父が家に帰ってきており、姉から子ニャンコの事を聞いていた。
父は一見強面で、私の小学校のクラスメイトに「お前の父ちゃんってチンピラなの?」と勘違いされるぐらいだが、そう見えて実は動物好きの優しい父である。
父に子ニャンコを見せると、父は無言で子ニャンコを抱き上げて一言。
「またブッサイクだな!」
まぁ、風邪ひいてるし目も塞がっていたから、そうゆう顔になっちゃってるのは仕方ないが、第一声がソレかい。
その後、子ニャンコを心配したお隣さんがトイレの砂を分けてくれたり、病院を教えてくれたりして、とりあえず午後からの診療で行く事にした。
昼休みで一時帰宅した母にも子ニャンコを見せたが、
「またエライ顔しとるね(笑)」
と、父とほぼ同様の事を言っていた。
子ニャンコよ、散々な事を言われとるぞ…。
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