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午後の診療まで時間があった為、私は暫しうたた寝する事にした。
すると子ニャンコはおもむろに私のお腹の上によじ登り、同様に寝始めた。
温もりが恋しかったのかな…。
午後の診療が始まる時間、私は子ニャンコを膝に載せて車を走らせた。
地元ではいい先生だと噂の獣医さんに診てもらい、やはり猫風邪だそう。
寄生虫はなく、風邪ひいてる事以外は健康で安心した。
おまけにマダニやノミ予防の薬と爪切りもしてくれた。
サービスええなぁ…。
診察が終わると、子ニャンコは私の腕の中に入り、甘えだした。
いかん、母性が目覚めてまうやないの…。
その光景を見た獣医は一言。
「その子、君になついてるみたいだから飼っちゃえ-☆」
…先生、軽く言わないで下さい…。
だがしかし、後にこの言葉は現実のものとなるのだった。
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