第1章 愛すべきキャラクターのKさん

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Kさんはいつも、店を出て、背中を向けたままで、右手でバイバイする。 今日もいつもと変わらずに、こちらを向かずに右手を振っていた。 私は、感傷的な気持ちになり、Kさんの後ろ姿をしばらく見つめていた。
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