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「あはははははっ!!そう!!その顔が見たかったの!!感情がないって哀れよね。大好きな人を目の前にして、喜ぶことも悲しむことも・・・笑いかけることすらできないんだから!!」
「そんな・・・聖!!」
「あなたはこんなことして、心が痛まないのですか?夜見さんがどれだけこの国の人達のことを大切に想っているか・・・あなただってわかるでしょう!?」
「・・・私はね、あんたやこいつらみたいな『偽善者』が大嫌いなのよ・・・だから、私が変えなきゃならないのよ!!この国も、この『世界の理』も気にくわないものは全部、塗り替えてやるわ!!!」
「そんな勝手な理由で・・・この国の人達の幸せや心を・・・聖や私達の夢を踏みにじるな!!」
「先程まで妖力を奪われて、満足には戦えませんが・・・聖の心は私達と共にあります!!」
「それにおまえなんかに聖は負けない!!どんなに感情を壊したとしても・・・信じてるから・・・私達の声はきっと聖に届いているって・・・だから、今はおまえと戦うことにだけに集中する!!」
「さっき、『結界装置』に何かあったみたいだけど、『ジャック』も正常に機能してるし、問題はなさそうね・・・フフフ・・・いくわよ。私の新しい『お人形』さん・・・」
「・・・」
「あなたを倒して、『ジャック』も止めていただきます!!そして、この国も、夜見さんや聖さんが目指す世界も護ってみせます!!」
こうして夜見・フラン・一輪VS影アリス・聖の戦いが始まった。
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