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「なに」
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「「「!?」」」
ズバァァァンッ!!
「ぐわぁっ!?」
十体のマスカレイドドーパントと十体のダスタードを全滅されたことにそう困惑の声を上げるエナジードーパントの言葉の最中、先程、自身が放った二十本の触手でマスカレイドドーパントとダスタード達を全滅させた、戦闘モードの阿号がそう言いながら現れ、右腕から出した剣でエナジードーパントを斬りつけ、吹き飛ばす。
「え!?」
「だ、誰なんだみょん!?」
突然、その場に現れた阿号に対し、影魔理沙と妖夢はそう困惑の声を上げる。
「安心しろ。私はおまえ達の味方だ。」
「くっ・・・貴様!!」
対する阿号がそう答えるなか、吹き飛ばされたエナジードーパントはそう言いながら立ち上がる。
「エナジードーパントは私に任せて、おまえ達は『結界装置』であるあのガジェットを!!」
阿号はそう言いながら、エナジードーパントに向かっていく。
(妖夢!!鎧武者(阿号)の言う通り、怪人はあいつに任せて、私達は目の前にあるカラクリ玉(ガジェット)をぶっ壊すよ!!あれも東でぶっ壊したカラクリ玉と同じようにこの辺り一帯の妖怪達の妖力を吸い取って、何処かへ送ってる!!)
「・・・わかってるみょん・・・」
「恋符、『マスタースパーク』!!」
ズガアアアァァァンッ!!
みょん鉄剣と妖夢がそう話をするなか、影魔理沙は『マスタースパーク』をガジェットに向けて放ち、命中させる。
が、ガジェットには傷一つ付かなかった。
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