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本殿までの通路、中央付近・・・
「・・・霊夢と魔理沙、あいつと一緒に“空間”に入ってから随分経ったね・・・」
「そうね。まぁ、あの二人のことだから、大丈夫だとは思うけど・・・」
「・・・」
「・・・二人のことが心配?それとも、先に行った夜見やフランのことが心配?」
「べ、別に!!あいつらがどうなろうが、知ったことじゃないし!!」
「あぁ!!やっと追いつきました!!良かった!!ギリギリ間に合ったみたいですね!!」
シュガーとレミリアがそう話をするなか、寅丸がそう言いながら、ナズーリンとノゾミと一緒にその場に駆けつける。
「いや。寅丸。よく見てみなよ。夜見とあのフランっていう子がいないじゃないか。ボクはギリギリ処か大遅刻だと思うんだけど・・・」
「な、なんと!?もうそこまで進んでしまったんですか!?夜見さん・・・無理してないと良いのですが・・・」
「あ!?おまえら、『ネズ公』と『雷野郎』じゃん!!なんだなんだ!?また私達を邪魔しようと追っかけてきたのか!?」
「ネズ公って・・・キミ、流石に失礼じゃないか?」
「『ジャック』の影響や妖力の吸収の方は大丈夫なの?」
「はい。おかげさまで妖力が吸いとられる感じもなくなったので、これから私達も聖と術者の元へ向かうところです。」
「・・・あら?一人、足りないわね。あの子はどうしたの?」
何故か、ノゾミ達と一緒に来ていない小傘のことについて、レミリアはそう尋ねた。
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