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居住区、鈴蘭・・・
「フフフ・・・おかしいわね・・・あんた達、こんなに弱かったかしら・・・?」
居住区、菊で阿号がルーミアに説明していた頃、居住区、鈴蘭でさとりとこいしと戦っていた闇霊夢は不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
「うっ・・・くっ・・・」
「お・・・姉ちゃん・・・」
対するさとりとこいしは少々、ボロボロになった状態で地面に両手両足を着いて、倒れ込んでいる。
否、二人とも、闇霊夢の強化されたサイキックによる重力のせいで立ち上がろうにも立ち上がれない状態だった。
(くっ・・・心が読めなくなっているだけでなく、さらに強化されたサイキックと組み合わせた弾幕やスペカが使えるようになっているなんてね・・・これはマズいわね・・・)
「なんだか飽きてきたわね・・・そろそろ楽にしてあげる・・・霊符、『重力封印』。」
パァァァ
さとりが苦い表情をしながらそう思案するなか、闇霊夢がそう言った瞬間、闇霊夢の頭上に巨大な紫の玉が生成される。
「それじゃあ、さようなら・・・」
闇霊夢は不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら頭上に生成した巨大な紫の玉、『重力封印』をさとりとこいしに向けて、放とうとする。
「恋符、『マスタースパーク』!!」
「「「!?」」」
ズガアアアァァァンッ!!
が、その瞬間、妖夢に頼まれて、救援にきた影魔理沙が『マスタースパーク』を闇霊夢に向けて、放ってきた。
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