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「くっ!!」
ズガアアアァァァンッ!!
影魔理沙が放ってきた『マスタースパーク』に対し、闇霊夢は『重力封印』を放つ。
ズガアアアァァァンッ!!
影魔理沙の『マスタースパーク』と闇霊夢の『重力封印』は双方の間でぶつかり合い、相殺する。
が、その瞬間、集中が切れたのか、闇霊夢のサイキックによって、さとりとこいしに掛けられていた重力が消える。
「大丈夫かだぜ?」
「え!?真っ黒い魔理沙!?」
「あなたは・・・この世界の『影の国』の魔理沙・・・なのかしら?」
闇霊夢のサイキックによる重力が消えた後、そう尋ねながら近付いてくる影魔理沙に対し、こいしはそう困惑の声を上げ、さとりは冷静にそう尋ねる。
「あぁ。その通りだぜ。よろしくな。」
「・・・裏切ったの?・・・盗人・・・」
さとりとこいしを助けるかのように現れ、自分を攻撃してきた影魔理沙に対し、闇霊夢は睨み付けながらそう言う。
「!?おまえ・・・もしかして、霊夢なのか?その姿は一体!?」
「あら?言ってなかったかしら?私、人間をやめたのよ。あんたやあいつと一緒に受けた、早苗のサイキックによる『理の塗り替え』でね。」
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