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十五分後・・・
「やっぱり数が多くてもゴミはゴミね・・・つまらないわ・・・」
「うっ・・・うぅ・・・」
「痛ぇ・・・」
十五分後、影霊夢に襲いかかった八人の不良達は影霊夢のサイキックによって文字通り、地面に沈められていた。
「へぇ・・・話には聞いていたがおまえさん、結構強いんだな・・・」
「!?」
そんななか、影魔理沙がそう言いながら、その場に現れる。
「よっ。おまえさんが今、サイキック持ちとして、地下でそれなりに有名な『博麗霊夢』だな?」
「・・・『それなりに』は余計だけど、私が『博麗霊夢』なのは当たっているわ・・・で、あんたも今、潰したゴミ共みたいに私から金目のものでも奪いにきたのかしら?」
「いやいや。私はただスカウトしにきただけだぜ?」
「?スカウト?」
「あぁ。私は『雇われ盗賊』をやっていてな。ちょうど今、一緒に仕事をしてくれる『相棒』を探してたんだぜ。」
「・・・私はゴミの泥棒と組む気はないわ・・・どうしても私を相棒にしたいんなら、力づくで屈服させることね。まぁ、できたらの話だけど・・・」
「・・・そうかい。だったら、そうさせてもらうぜ・・・」
完全に上から目線な態度でそう言う影霊夢に対し、影魔理沙はそう言いながら箒に乗って、飛び上がった。
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