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「!?これは驚いたわ・・・あんたもサイキック持ちとはね・・・これはさっきのゴミ共よりは楽しめそうね・・・」
「まずは挨拶代わりだぜ。」
箒に乗って飛び上がった影魔理沙を見ながら、影霊夢がそう言うなか、影魔理沙はそう言いながら、幾つかの爆弾を投げつける。
「この程度の爆弾、私には効かないわよ。」
ズドォォォンッ!!
影霊夢はそう言いながら、投げつけられた爆弾が自分の方まで届く前にサイキックを使って、地面に押し潰す。
ドカカカカカァァァンッ!!
押し潰された爆弾はその場で爆発する。
が、その爆炎は影霊夢には届かなかった。
「爆炎が届く範囲も計算に入れて、サイキックで押し潰すとはやるな・・・だが、後ろへの注意が足りてないぜ?」
「!?」
が、いつの間にか、影霊夢の背後を取っていた影魔理沙はそう言いながら、影霊夢の首筋にナイフを突きつけていた。
「悪いな。とりあえずこの勝負は私の勝ちだぜ。」
「・・・さっき、あんたにも重力がかかるように操作したのに・・・なんであんたは潰れないのよ?」
「忘れたのか?私達が使うサイキックは言わば、この世界の理を『ねじ曲げる力』。そして、私が使うサイキックは『重力をねじ曲げて、箒に乗って空を飛ぶ力』・・・私がねじ曲げられる重力はおまえさんがサイキックで操作する重力だって例外じゃないぜ・・・」
「ッ・・・なるほどね・・・私のサイキックが効かない奴なんて、初めてだわ・・・」
「あははは♪私の名前は『霧雨魔理沙』・・・約束通り、これからよろしくだぜ。相棒・・・」
「・・・ふん・・・」
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