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現在、居住区、鈴蘭・・・
「・・・そういえば、初めて会ったあの時もあんた、私のサイキックを防いでたわね・・・」
「?霊夢?」
「あの時は私のサイキックを無効化したあんたに興味を持ったから、組んだんだけど・・・」
「ほぅ・・・まさか、我と同一の存在がこの世界で誕生するとはな・・・」
「「「「!?」」」」
影魔理沙と初めて会った時のことを思い起こした後、そう言う闇霊夢の言葉の最中、『Xマジンラー』の黒幕である影法師(分身)がそう言いながら現れ、闇霊夢を後ろから捕まえ、拘束する。
「だ、誰よ!?あんた!!は、離しなさい!!」
「霊夢!!」
拘束された闇霊夢はそう言って暴れながら、拘束から逃れようとする。
「フフフ・・・貴様のその闇と“力”・・・貰っていくぞ・・・」
「!?」
シュウウウ・・・ッ!!
が、影法師がそう言った瞬間、闇霊夢の身体が徐々に闇へと変わり、影法師の中に入っていく。
「きゃあああぁぁぁっ!?」
「霊夢!!」
「ど、どうなってるの!?お姉ちゃん!!元真っ黒霊夢の身体が闇に変わって、あの黒ローブの中に!!」
「・・・多分だけど、あの黒ローブは元真っ黒霊夢を取り込もうとしているのかも・・・」
その様を見て、困惑しながらもそう尋ねるこいしに対し、さとりも若干困惑しながらもそう答えた。
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