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「え!?そ、そんなことができるの!?」
「・・・さっき、あの黒ローブは自分のことを今の元真っ黒霊夢と同じ存在だと言っていた・・・恐らく、あの黒ローブも今の元真っ黒霊夢と同じ『憎しみと力の塊』のような存在。同一の存在だからこそ、取り込むことができるのかも・・・」
「じゃ、じゃあ、このままだと元真っ黒霊夢が!!」
「ッ!!霊夢を離しやがれ!!」
こいしとさとりがそう話をするなか、影魔理沙はそう言いながら、影法師に向かっていく。
「ふん。」
「!?」
ズガァァァンッ!!
が、影法師は強力な“闇の波動”を放ち、影魔理沙を吹き飛ばす。
「ぐはっ!?」
「「真っ黒魔理沙!!」」
吹き飛ばされた影魔理沙に対し、さとりとこいしがそう言うなか、闇霊夢はどんどん影法師に吸収されていく。
「あ・・・魔・・・理・・・沙・・・」
次の瞬間、闇霊夢は完全に闇に変換し、影法師に吸収されてしまう。
「フフフ・・・これで我は新たな“力”を手に入れた・・・この新たな“力”、さっそく試してやろう・・・」
「「「!?」」」
ズガアアアァァァンッ!!
影法師はそう言いながら、闇霊夢を取り込んだことで手に入れたサイキックを使って、自分の周りにクレーターができる程の強力な重力を発生させた。
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