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「え?」
「自覚はないかもしれませんが、あなたはとても綺麗な顔をしています。だから、醜くはないです。」
「・・・怖くないの?・・・私が・・・」
「私はこう見えても普通の人よりも長生きですからね・・・妖怪も半妖も見慣れたものです・・・」
自分の首を元に戻しながら、戸惑いながらそう尋ねる少女に対し、聖は笑顔でそう言いながら近づく。
「え、えっと・・・」
「フフフ・・・私は聖白蓮。あなたは?」
「・・・夜見・・・柳下夜見・・・」
笑顔でそう尋ねる聖に対し、少女、夜見は戸惑いながらもそう答える。
「夜見さん・・・ですか・・・良い名前ですね・・・」
「・・・」
対する聖は笑顔でそう言う。
「どうでしょう?夜見さん。生きる意味がわからないのであれば、私の寺に来ませんか?」
「え?」
「あなたの生きる意味・・・それを私も一緒に考えさせて欲しいのです・・・」
戸惑いを隠せない夜見に対し、聖は優しい笑顔でそう言う。
こうして二人は出逢った・・・
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