第1章

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話は少し戻って3月の末、卒園式は終えたのですが3月いっぱいは みてもらえるので保育園には行ってました。 で、その期間に教室の荷物を家に持って帰るという作業をしていました。 その荷物の中で 一番目を引いたのは3、4冊に及ぶたくさんのスケッチブックでした。 父親譲りで絵の大好きなあいちゃん、中には友達と遊ぶあいちゃんの絵 家と太陽 パパとママ(ほとんどママ) 小学校に上がる準備でひらがなの練習もしてました。 とにかく白いページが無い位びっしり描いていました。 小さな頃に描いていた絵とは比べ物にならない程ウマくなっていて あいちゃんの成長っぷりにパパは大いに感動しました。 と まぁ、そんな心温まる話だったのですが さすがあいちゃん、期待を裏切りません。 ページを進めていくと ある絵に目が止まりました。 それは海の中で魚達と楽しく遊ぶ人魚、 笑顔の人魚の横にはあいちゃんがその日覚えたのであろう一言 セリフが添えられていました 「 たすけて 」 いやいやいやっ!! 人魚メッチャ笑顔だからっ!!魚達と仲良く遊んでるからっっ!! あまりのシュールさに恐怖を通り越し大笑いした春の1コマでした。
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