ウチは最恐の和製ゴスロリ少女うりぃ・めりーや!

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  おーぷにんぐ 昔むかし、 あるところに お爺さんとお婆さんが住んでいました。 お爺さんが山へ芝刈りに、 お婆さんが川へ洗濯に行くと、 川上から 大きな瓜が、 どんぶらこー どんぶらこー と流れてきました。 おばあさんは 大喜びで瓜を家に持って帰りました。 お爺さんと一緒に、 瓜を包丁で切ると、 中から立派な女の子が生まれてきました。 二人はこの子を、 「うりぃ・めりー」と呼んで、 たいそう可愛がりました。 やがて この子はどんどん大きくなり たった一年で 10歳ぐらいの可愛い女の子になったのです。 ある日めりーは、 お爺さんとお婆さんにこう言いました。    
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