episode197 かくれんぼ

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「もう十分ならされてるんだろ?花壇は――」 卑猥な言葉と同時に ピシリ。 「アアッ……!」 笑いながら クリスチャンは僕の尻を打つ。 「そうだ。パールの指輪を嵌めて欲しいか?」 「……え?」 聞き間違いじゃなかった。 「気持ちいいぞ?」 甘く囁くとクリスチャンは 「なっ……」 右手の中指に大粒の真珠の指輪を ゆっくりと嵌めて見せる。 一瞬の空白。 「僕はいつもこいつで花壇を耕すんだ――」 ゴクリ。 僕の喉が鳴った。 危険な調教師は恍惚として グリーンの瞳を細める。
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