140人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
「もういいでしょ……征司お兄様に会わせて……」
さすがに僕もひるんで
この場から離れようと試みる。
だけどもう遅かった。
「いいから。物は試しだ」
長身のクリスチャンに
壁際に身体を抑え込まれると。
「アアッ……やだっ……!」
少しも身動きできなくなって
次の瞬間。
「ひゃあ……ンンッ……!」
異物を飲み込む圧迫感に
僕は自ずと壁に爪を立てた。
「そうそう、上手」
独り言のように呟きながら
クリスチャンは容赦なく指を動かし始めた。
最初のコメントを投稿しよう!