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今井里美は24歳の花のOLをやっている。
田舎から、京都へ出てきて派手な生活をするわけでなく真面目にコツコツと働いていた。
妹の志保は、二つ年下の22歳で、大阪で働いていた。
志保は里美とは違う性格でどちらかと言うと派手で、友人と部屋をシェアして楽しい生活を送っていた。
志保が姉のいる京都に遊びに来るようになり、木屋町で飲み明かしている時にイケメンの恵介と出会った。
志保は恵介と恋に落ちて、付き合うようになる。
恵介は休みの度に志保に会いに行った。
しかし、志保は恵介と一緒に居る時間が欲しくて、職場を京都に変えたのだった。
そのおかげで、いつも仕事終わりには恵介とデートを楽しんでいた。
楽しい時間は短くすぐに大阪に帰らないといけなくなった。
寂しさを堪えて、帰る志保。
里美の所に泊まったりもしていたが、しかし、大阪から京都への通勤は志保の身体にはきつかった。
志保はもともと膵臓も弱かったのに、夜の祇園をふらつきお酒を飲み長距離の通勤で体に疲労が蓄積していった。
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