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そして隊長はドアを開けるとそこには1人の男性が座っていた。
『おい、航。起きてるのか?。』
『うん?。ようやく来たか。少し待ちくたびれたよ。』
銀の髪をした彼はこちらを見て、ニヤリと笑う。
全てを見透かしたような嫌な笑みだ。
『どーも。はじめまして。研究者をやってます東谷 航(ひがしたに わたる)と申します。以後お見知りおきを。』
彼はそう言って俺達に頭をさげる。
そして、相変わらずニヤニヤとこちらを見ている。
いわゆる糸目で銀の長い髪。
身長は170センチほどで、うちの制服を着てないからRidの人間ではないようだ。
白衣を着ている。医者か何かか?。
『どうしたの?そんな考え込んで。』
俺が推測しているといつの間にか近づいてきた東谷さんは俺の顔をニヤリと笑いじーっと眺めてきていた。
『僕が何処の馬の骨で何者か。君は推測していたんだろう?。大丈夫さ。僕は君達の敵でもなんでもない。仲間といったら今の君達には信じてもらえないかもしれないだろうけどね。』
彼はそう言ってまた椅子に座ってポケットからミルクキャラメルを取り出し、口に入れた。
『あんまりうちの部下をいじめないでくれないか。航。』
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