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俺、は...空から墜ちて死んだ。その前は両親が死んで、爺様がいて、親戚に引き取られて、そこに息子がいて...?何君だっけ...そもそも...。
「君の名前は何?」
あ、だめだわかんないわ。
「もっといいこと教えてあげよう、君ってさぁ、男の子?女の子?体は僕の分身だけど、中身に反映されるはずなのにわからないんだ。」
ここでまさかの性別不明とか。え?ちょ、え?おっぱいも太ももも魅力的だし胸板や背筋も素敵だと思う。ガチムチは無理。元から好みじゃないけど死んだときのトラウマがな。
(そもそも、俺、僕言ってるからなぁ。男じゃない?)
「ボクッ子っていうジャンルがあるんだよ。」
(で、でも、大人の本を隠し持ってたしっ)
「薄くて親に見せられない本を蓄えてる腐女子や貴腐人もいるよ?」
(oh…。)
「あ、でも直近の記憶とか日常的なことなら思い出せるんじゃない?なんて呼ばれてたの?」
そ、そうだ、暗記物も反復して覚えるし愛称とかなら!
ーーーーー5分後ーーーーー
(おい、お前、君、あなた...、どれだと思う?)
「おい、が甥っ子て意味なら男の子なんだろうけどねぇ...なんか目がからいよ。」
待って、思い出す、今思い出してるから!そんな可哀想な子を見る目で見ないで!
ーーーーー10分後ーーーーー
「...どう?」
(大丈夫、まだあったよ。総代、優等生、委員長ってのがね!)
「」
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