第1話 『サンタさんは高校生( ; ゜Д゜)』

2/12
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
「サンタクロースはの……良い子にプレゼントだけじゃなく……元気と希望をあげられる存在なのじゃ」 そう言って、彼は……目を閉じた。 「あっ、それからの…ワシの後釜はお前じゃ」 ドドン!!!!! 「ワシは、サンタクロースで良かった。ありがとう………………。」 彼の言葉は、俺の心の奥底に響いた。いや、根付きやがったんだ。 祖父が、内閣総理大臣とか 野球選手とか パイロットだったとか、少なからず耳にしたことはあるだろう。 それならいい、だってかっこいいじゃん?むっちゃイケとるやん?でも………俺の祖父………サンタじゃん!!!!!!??????? ちょっと待て、ちょっとだけ待ってくれ。 えっ(;゜∇゜)何?サンタクロースって職業?いいの?聞いちゃうけど…………ぶっちゃけ、【ニート】ちゃうん? まぁ、これが今から10年前のクリスマスの日。 そんなまだ7つになる俺にじいちゃんが放ったかめ○め波ばりの衝撃発言だった。 サンタクロースを信じ、白いおひげの生えたおじいちゃんのイメージを持つ世界中の人々へ、これから始まる。Newサンタクロースの俺から謝罪を申し上げます(笑)
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!