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「サンタクロースはの……良い子にプレゼントだけじゃなく……元気と希望をあげられる存在なのじゃ」
そう言って、彼は……目を閉じた。
「あっ、それからの…ワシの後釜はお前じゃ」
ドドン!!!!!
「ワシは、サンタクロースで良かった。ありがとう………………。」
彼の言葉は、俺の心の奥底に響いた。いや、根付きやがったんだ。
祖父が、内閣総理大臣とか 野球選手とか パイロットだったとか、少なからず耳にしたことはあるだろう。
それならいい、だってかっこいいじゃん?むっちゃイケとるやん?でも………俺の祖父………サンタじゃん!!!!!!???????
ちょっと待て、ちょっとだけ待ってくれ。
えっ(;゜∇゜)何?サンタクロースって職業?いいの?聞いちゃうけど…………ぶっちゃけ、【ニート】ちゃうん?
まぁ、これが今から10年前のクリスマスの日。
そんなまだ7つになる俺にじいちゃんが放ったかめ○め波ばりの衝撃発言だった。
サンタクロースを信じ、白いおひげの生えたおじいちゃんのイメージを持つ世界中の人々へ、これから始まる。Newサンタクロースの俺から謝罪を申し上げます(笑)
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