本編

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学校に着いた。 教室では、普通の日常が出来上がっている。 朝のHRが終わり、授業が始まる。 私は、毎日見ている夢のことを考えていた。 誰かが、何者かに刺され助けを求めている。 でも、よく思い出すと自分が助けを求めているように感じる。 じゃあ、刺してきた人は誰? そんなことを考えていたら、授業が終わってしまった。 お昼休みになった。 楓「香織。お昼ご飯食べよう。」 香「そうだね。今、行く。」 香織はお弁当と椅子を持って、私の席に来る。 香「夢の事、何かわかった?」 楓「う~ん。やっぱりよく、思い出せなんだよね。」 香「そうか。夢って、すぐ忘れちゃうものなんだって。」 楓「そうなんだ。じゃあ、どうやって覚えておくの?」 香「起きたら、すぐに夢の内容を紙に書いておくんだって。」 楓「すぐじゃないとダメなんだ。」 香「夢って、時間がたつと忘れちゃうんだって。」 楓「そうか。」 香「うん。あっ。もうじきお昼休みが終わっちゃうよ。」 楓「ホントだ。そろそろ席に着かないと。」 私と、香織は自分の席に着いた。 午後の授業が始まった。
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