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そして、人類はロボット兵器の開発を進めた。
当初は無人によるロボット兵器を開発しようと各国が躍起になっていた。
しかし、約150年前
ドスメリアという中東独立国家が超電磁波動ミサイルを開発した。
当時、衛星軌道による爆撃や無人戦闘機による戦争が主流となっていた。
ドスメリアが開発した超電磁波動ミサイルは
着弾と同時に広範囲へ電磁波を拡散、
計器はおろか電波信号でさえもシャットアウトしてしまう強力な物であった。
ドスメリアは世界各国へ宣戦布告
降伏しない国にはミサイルを落とすと脅した。
世界はこれに反抗した。
そして、世界各国から攻め込まれたドスメリアは
自国で超電磁波動ミサイルを起動させた。
起動したミサイルは瞬く間に世界へ墜ち、強力な電波障害をもたらした。
飛行中であった航空機のほとんどが墜落し
コンピューターや電話など電波を利用とするあらゆる物が破壊された。
もちろん人的被害も大きかった。
この1週間でおよそ1億の人間が死んだ。
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