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「えー?誰と誰に話回ったかもわかんねーのに?連絡つく全員に言って回るのも変だろ」
「ってか、なんで課長も先輩も私達がくっついたなんて思うの?二手に分かれて帰ったってだけじゃん!」
なんかおかしい。
期待はされただろうとは思うが、こうまで確信されてるのは絶対おかしい。
「……お前、ほんとになんも覚えてねぇの?」
携帯画面が離れていって、間宮がテーブルの上に置いた。
その顔は、眉根を寄せて苦笑い気味で。
「なにが」
「夕べ。二人と分かれる前。酔っ払ってんのはわかってたけど」
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