2人が本棚に入れています
本棚に追加
納豆星人が昨日家にきた。
寝てたら突然眩しい光が部屋の窓の外にみえて、驚いて窓を開けると、そこには納豆パック型の宇宙船に乗った宇宙人が上に立って俺をみていた。
顔は頭がデッカくて、体が小さい頭でっかちだった。
俺は驚いて思わず
「お前は誰や!」
って叫ぶと、カタコトの日本語を喋ってきた宇宙人は、
「ワレワレハ納豆星人なり」
と言った。
「な、納豆星人やて!?そんな宇宙人おらんわ!」と言うと、
「現にいるぢゃ、あ~りませんか♪」
と、軽く言い返された。
「大体ワレワレはっちゅうても、お前一人しかおらんがな(笑)な、なんの目的で俺の所に・・・い、いや、なんで地球に来た!まさか侵略しにきたんか?」
「ちゃうちゃう♪納豆食べにきましてん」
なぜか宇宙人は関西弁になってた・・・。
「な、納豆を食べに俺の所に来たってんか!俺んちには納豆なんてあらへん!」
「ウソや~~ん!隠したって無駄やで~★私は知ってるんやで♪お前の部屋のタンスの2番目の引き出しに納豆一パックが隠してあるのを!」
「ど、どうしてそれを!?そんなアホな!あの納豆は俺が半年も前に、楽しみにとっといた物なのに」
「ふふふ・・・・全てお見通しやで~」
確かに俺のタンスには納豆が隠してある…
まさか見つかるとは思わへんかった。透視能力でもあるんか?
「で、その納豆が食いたくて俺の部屋まで来たっちゅうねんな?」
「その通りやで♪もし俺に納豆くれへんかったら、お前の家全体を納豆臭くしたるねんも~~~ん♪」
「そ、それだけは勘弁してくれ」
「だったらはよ納豆食わせんかい!」
「わかったちゅう~の!」
最初のコメントを投稿しよう!