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「……ごめんね」
私は何と言っていいのかわからなかった。
それに、後輩からのこの一言は結構ダメージが大きかった。
すると、そばにいた越石くんが言葉を挟む。
「そんな言い方ないだろ? 遅れたなら委員長なのに出てなかった俺のせいだよ。ごめん、高遠さん」
「そ、そんなことない。いいの。誰のせいかなんて関係ない。
みんなにとってもこの時間は貴重な時間だから、もう話し合いの時間に回して。
…ごめんね。私、ちょっと席外すから。気が付かなくてごめん。もしかしたら私がいない方が和気あいあいと話が進むかもしれない。
さっき私が言ったところまでは出来れば決めて欲しい。
…みんなが終わるまでは私は総務室にいるから。何かあったら連絡して」
私はたまらず席を立った。
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