246人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、何とかみんなと混じって打ち上げを終えた。
けれど本当は気になって仕方がない。
彼女の相手が。
1パーセントの可能性もないと言われた彼女の言葉の重みと
それを言った時の彼女の顔。
そんな靄(モヤ)にまとわれながら
日曜をダラダラと過ごし、
翌日の月曜が残暑会のメンバーでの休日出勤だった。
モチベーションの低さが、そのまま足取りに表れ、
なんだか気乗りしないまま会社に到着した。
最初のコメントを投稿しよう!