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「おはよう」
高遠さんのいつもの笑顔。
なんだかそれに救いを求めている自分が情けない。
土曜のダメージは俺には結構キツイもので、一日以上が経った今でもそれを重く引き摺っている。
彼女ならそれを軽くしてくれるんじゃないかって少し期待していた。
でも、吉野の隣で見せるその笑顔には
それほどのパワーは秘めていなかった。
「…おはようございます」
彼女に挨拶して、吉野には視線を送っただけだった。
その間に残りの二人も集合して、今日の話し合いが始まった。
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