雨、雨、雨

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雨、雨、雨

視線ぶつかり 「電気が走った」 なんて、よくある比喩で 不明瞭な気持ちに立ちこめる暗雲 それでも真白な肌を重ねるたび 雪のはかなさに似た甘美 耳元でささやき 「零から壱にしよう」 なんて、よくある常套句 不信感だらけの濃霧立ちこめる それでも愛しい人の胸の中 頬をやさしく伝う雫を想う 嬉しさのあまり 「霞んでしまって見えない」 なんて、言って拭った瞳(め) 不安ばかりの毎日に震える日々と あなたに出会った縁に感謝 *。 雨が降ろうとも 雷鳴が轟こうとも 雪や霙、霰が降ろうとも 先の見えない靄や霧に包まれても あなたと一緒なら生きていける 雨、雨、雨 ふたりに幸せが降り注ぐ。 image=500429712.jpg
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