10146人が本棚に入れています
本棚に追加
/570ページ
「はっ……また、達った?エロい身体……っ」
「言わないでっ、やっ、ぁっ、そこダメッ」
僕の動きに合わせて淫らにくねらせる腰を撫で、前に手を滑らせて揺れるまろみを掴み、頂をきつく捻る。
「ひぁ……んんっ」
「また先に達ったね?いけない子にはお仕置きだね」
「あぁんっ、ゆーくんごめんなさい。んっ、ぁっ、ミカ悪い子なの」
甘え声で振り返る彼女の濡れた瞳に、欲情の炎が灯る。
「ミカ……」
花の蜜に酔う蜂のように。囚われ溺れてゆくのは僕の方。
文香無しでは生きられない。
甘い呪縛に酔いしれる。
「じゃあお仕置きね」
花の香りに魅せられ獣が惑う。
狂おしいほどの愛を君に。
僕の全ては君のもの。
~花に惑う獣~
最初のコメントを投稿しよう!