247人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
玄関の壁に背中を押し付けられたのと同時に
唇を塞がれる。
その横で
玄関のドアがガチャリと閉まった。
吉野くんの唇の熱に…驚いた。
すごく…すごく…
…熱かった。
「…ン、吉…野…くん…」
あまりにも強い想いに、私は手のひらで彼の胸を押して遠ざけようとするのに、彼の身体はピクリとも動かなかった。
彼は私の唇をこじ開け、唇よりもさらに熱い舌を入れてくる。
同時に吉野くんの手のひらが私の小さな胸を包んだ。
「…や…吉…野くん」
私が何かを反応する毎に、吉野くんもそれに過剰に反応した。
最初のコメントを投稿しよう!