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あれから15年後・・・1590年。
貴方は立派になった。
18歳で城の当主となり、今は生きるために小田原に行くという。
あの頃の弱虫な貴方ではないね。
わが君―――――伊達政宗様。
この小十郎も嬉しい限りです。
いつだったか、これはドッキリじゃないと気づいたときはショックでした。
今では、すっかりこちらに馴染みましたが・・・。
でも、今は政宗様のお傍にずっといたいと思います。
ちなみに時代にとり残されたのは小十郎の方でしたww
あの時、神社でタケミカ(キザ野郎)に会わなかったら・・・仕事をもらえなかったら・・・そんなことは考えられませんが、今が一番幸せです。
タイムスリップ最高ー!!
「どうした、小十郎?万歳なんかして・・・猿(豊臣秀吉)に会いに行くのが楽しみか?我は楽しみだぞ。いつかは我が天下を取ってやるからな!小十郎、我についてまいれ!!」
「はっ!この小十郎、一生政宗様についていきます!!」
おしまい
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