八月二十四日
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八月二十四日
妖精さんは弱っていた。 たまに目を覚ましても体を起こす元気はなく、ただ静かに微笑んでいるだけだった。 目を覚ましているときはまだいい。寝てしまうと、苦痛の表情が見るに耐えなかった。 だからわたしは目を逸らした。
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