9人が本棚に入れています
本棚に追加
むかしむかし
阿蘇の神社の神様が阿蘇の山々を見て
「ここに田畑を作ろう」
と、阿蘇の神様考えた。
「よし!山を蹴飛ばそう」
阿蘇の神様山を蹴飛ばしたが山はなかなか壊れなかった。
それもそのはず、山は二重にも重なってた。
仕方なくその山々は諦めた。
皆はその峠を「二重の峠」と名付けた。
阿蘇の神様諦めなかった。
次に別の山を蹴飛ばしたが、尻餅をついてしまい
「いたい!いたい!」
と、言ったそうな。
その地を「板野」と呼ばれた。
蹴ったお山の上には大きな池があり、池から水があふれでた。
溢れた水の中に鹿が数匹流れてしまった。
その滝、名を「数鹿流の滝」(すがるのたき)と呼んだとさ。
だが、その池の中には大きなナマズが住んでいて、水と共に流れてしまい滝に引っ掛かってしまった。
阿蘇の神様そのナマズを切っちゃった。
それが、阿蘇神社にまつわる昔話(本当です)
最初のコメントを投稿しよう!