熊本のナマズ

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むかしむかし 阿蘇の神社の神様が阿蘇の山々を見て 「ここに田畑を作ろう」 と、阿蘇の神様考えた。 「よし!山を蹴飛ばそう」 阿蘇の神様山を蹴飛ばしたが山はなかなか壊れなかった。 それもそのはず、山は二重にも重なってた。 仕方なくその山々は諦めた。 皆はその峠を「二重の峠」と名付けた。 阿蘇の神様諦めなかった。 次に別の山を蹴飛ばしたが、尻餅をついてしまい 「いたい!いたい!」 と、言ったそうな。 その地を「板野」と呼ばれた。 蹴ったお山の上には大きな池があり、池から水があふれでた。 溢れた水の中に鹿が数匹流れてしまった。 その滝、名を「数鹿流の滝」(すがるのたき)と呼んだとさ。 だが、その池の中には大きなナマズが住んでいて、水と共に流れてしまい滝に引っ掛かってしまった。 阿蘇の神様そのナマズを切っちゃった。 それが、阿蘇神社にまつわる昔話(本当です)
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