1

10/79
前へ
/81ページ
次へ
転生して早4年、今日で5年か 今日は5歳の子供達が初めて魔力や質の検査をする日。属性は誰でも使えるが、 得意不得意がある。(時を使うと代償に寿命が必要だが、俺や魔方陣なら代償無し) この世界では、魔力無しが居ない。大人になってから目覚める事もある為 子供の時に魔力無しで捨てられたりしない。貴族は別みたいだが興味無し  「永久、これから役場で検査するけど怖く無いからな」 親父が俺に声をかける、名前が漢字なのは産まれた場所が東の国だから その他の国ではカタカナだ。 役場に着くと親父が受付で手続きをしてる間、俺は大人しく椅子に座り 呼ばれるまで寝る・・・暇  「相変わらずマイペースな奴だな」 戻ってきた親父が俺を見てため息を付きながら椅子に座り寝る 周りからすれば似たもの親子だ 因みに母親は俺が1歳の時病気で死んだ 元々体が弱く、本来なら子供を産むなんて出来なかったらしいが どう考えても俺のせいだな。感謝してる。  受付「次、葛城永久君2番にお入り下さい」 名前昔と一緒なんだ。神のおかげだろう。本当ありがたい  永「・・・宜しく・・・お願いします」 部屋に入り中に居たおっさんと女の人?に挨拶をする  「こちらこそ宜しく」  「宜しくお願いしますね」 声を聞くと女の人だった。しかし顔だけだと判断に困る
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

55人が本棚に入れています
本棚に追加