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俺にとって誰よりも大切な人が突然居なくなった。
その知らせを聞いた瞬間頭が真っ白になりそのまま倒れた。
「・・・うぅ・・」
気が付くと自分の布団に寝かされていた。
起き上がりリビングに行くと家に運んでくれたであろう友人からのメモ。
『ショックだろうがちゃんと飯食って睡眠とれ』
虚ろな目でメモを見る、テーブルの上には弁当とお茶が置いてあった。
唯一俺とあいつの関係を知っていた友人、咲夜(さくや)の優しさだろうが
今はまだ信じられない、信じたくない気持ちでいっぱいだ。
長い時間ぼ~っとしていたらしく携帯の着信音で意識が現実に引き戻された。
しかし電話に出る気は全く無く、そのまま放置して布団に潜り込む。
ようやく着信音が鳴り止んだと思ったらすぐにインターホンが・・・
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン・・・・・すごい勢いで鳴らされた。
それすら放置して布団の中で丸まって現実逃避していると、
咲夜が部屋に慌てて入って来た。
咲「永久(とわ)!生きてるか!?」
鍵を開けただろう管理人さんも一緒に入って来た。
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