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「別に何でもありません。彼と話をしているだけです」
僕は必死に首を振る。なり振り構っていられない
「輝君が嫌がっている様なので離してあげなさい。無理やりは嫌われますよ」
先生の言葉で漸く解放してくれた
輝「先輩、本当にすいません」
失礼しますと声を掛け、リアン先生にも、助けてもらった御礼を言って寮に急ぐ
部屋に入ると永久が居ない。何時も夕飯の支度かリビングでコーヒー飲んでるのに・・
永久の寝室のドアをノックする
輝「ただいま。永久、寝てるの?」
返事が無い。寝てる?・・・ん?メモ?
『ごめん。しばらく一人になりたいから気にしないでくれ』
えっ何で??・・・・・・返事するのも嫌な程僕、嫌われた?
輝「・・・・・・・夕飯出来たら呼びに来るね」
とぼとぼとキッチンに行き、シンクに手を置く。落ち込む気持ちを抑え、支度する
永久の好きな生姜焼きにしよう・・・食べてくれるよね・・
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