1

4/79
前へ
/81ページ
次へ
輝が居なくなってから二ヶ月が経った  永「・・・はぁ・・・・」 バイトしている古本屋に向かって歩いていると、何かが足元にぶつかった 見てみると犬がじゃれついて足に擦り寄っていた  永「どうしたんだ?迷子か?」 周りを見ても飼い主らしい人は見付からず、俺のアパートもペット禁止 バイトの時間も迫ってるしなぁ。  永「ごめんな、飼ってあげられないし他の人見つけてくれ」 撫でながらとりあえず犬に声をかけバイト先に急ぐ、ふと後ろを見ると 犬が着いて来ててまた急ぐ  永「もう駄目だって」 犬をチラ見しながら声をかけ急いでいたから前方が疎かになり  「あ!!危ない!!」 女の人の声が聞こえ前を見た瞬間、横から来ていたバイクにぶつかった
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加