金科玉条

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俺とヒロトの出会いは小学校まで遡る。 共通の友人を通して出会い、俺の 家からは少し離れた所に住んでいたが、 遊ぶ機会は毎週末と言っていい程あった。 ヒロトを始めて見た感想は、 「女子のような顔をしたヤツだな」 その程度の印象だったぐらいだ。 ヒロトとは、小学校・中学校・高校と続き 俺は短大に行ってしまったので一時離れたが 四大で再び一緒になったぐらいの腐れ縁だ。 俺の名前は、レイジ。作者と同じ名前だが あまり気にしないでくれ。って言っても無理か。 作者はレイジという名前が気に入っている ようなので、多用しているだけで意味は無い。 ヒロトとレイジが引かれあったのは、 自然の成り行きと言っても過言では無い。 ヒロトをレイジに紹介した「タカトシ」 という男は、友人の「コウキ」を連れて ゲーセンなる場所に旅立ってしまった。 「俺は、俺より強いヤツに会いに行く」 と、言っていたかどうかは定かでは無いが、 当時から流行りの主流にあったカードゲームの 流れを組むゲームを目的に流れていった。 成人式で、タカトシとコウキが一緒に居た 事から、それからも関係は続いているようだが 中学校の終わり辺りをきっかけに疎遠になった。
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