episode198 お仕置きの時間

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「アア……アアッ……」 ちゃぷちゃぷと浅い水面が揺れる。 「お兄様……もうダメ……」 緩やかな動きでも早速 堪えきれそうもない僕を尻目に。 「ダメだ……バスタブからは100数えて出ないと」 「そんなぁっ……」 支配者は憎らしいほど余裕な顔して。 鮮やかなターコイズ色したバスソルトをバスタブに注ぐ。 「ほら、数えろ」 「い……いち……」 一面お湯が真っ青になった。 「違うよ。ちゃんと腰を上下に動かしながら」 「そんなの……無理っ……」 「できるだろ?100回こうするんだ」 「もうっ……征司お兄様っ……やだぁっ……!」
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