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一体
何度僕を泣かせれば気が済むんだ。
「自分で100数えられないって?ん?」
「もうっ……」
胸を叩いてイヤイヤする
僕の泣き顔を覗き込みながら。
「分かったよ」
征司は満足気に口端を上げた。
あとは――。
「じゃあ俺が100回突いてやる――」
生粋のサディストめ。
僕の耳にいやらしくも甘い声で囁いた。
「アッ……!」
そうして瞬く間に。
「その代り――倍の数超えても絶対逃がさないからな」
「やぁぁっ……!」
覆いかぶさるようにして
征司は僕の両手首を抑え込んだ。
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